こんばんは、岡村です。

第6回の配信では、「翻訳現場からの声をきいてみる」というテーマで、株式会社翻訳ラボの鹿島田沙貴子さんにゲストとしてお越しいただきました。鹿島田さん、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

今回は山田先生と鹿島田さんの対談を通して、翻訳業界の現場に迫ることができました。

鹿島田さんは音楽に関わられたご経験をお持ちなのですが、一見すると音楽とは共通項の少ない翻訳に携わることになった経緯からお話しいただき、鹿島田さんにとって翻訳はツールだというお考えを共有していただきました。

鹿島田さんがおっしゃるツールというのは、通訳翻訳界隈でよく表現されるような「翻訳はコミュニケーションのツールだ」という考えより少し広義な表現の手段を意味するようです。新鮮なお考えで、すごく興味深かったです。

業界に関しては、「どんなジャンルの案件が増えてきているか」や「どのような翻訳支援ツールが主流になってきているか」というお話をしてくださり、コーディネーターという視点から「良い翻訳者とはどんな翻訳者か」を考察してくださいました。

翻訳者という点に関して、山田先生からは「サティスファイサー(必要条件を満たすタイプ)」と「オプティマイザー(理想を追い求めたいタイプ)」というキーワードが挙げられ、これは業界の今後を考える上でも重要になってくるように思えました!

Q&Aセッションでは、次々と現れる新しいツールにどうやって適応しているのか、また、コーディネーターとして気をつけていることなどについても教えてくださいました!

ご興味を持ってくださった方は、ご登録の上、ぜひアーカイブをご覧ください☺

次回は・・・

次回は、4/26 21:00~ 日下部優 さんにお越しいただきます。
翻訳業界の過去を振り返り、未来について語り合ってくださる予定です!

翻訳会社の代表取締役や翻訳に関してのディスカッションができる場の企画など、多岐に渡って精力的に活動されているので、どんなお話が聞けるのか楽しみです!

皆さまの奮ってのご参加お待ちしております。