こんばんは、渡邉です。

今回は、通訳者の大西亮平さんをゲストにお迎えしました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

大西さんは、昨年の10月にフリーランスに転向されたそうです。

フリーランスに転向したきっかけにはやはりコロナ禍の影響があったそうですが、大西さんは社内通訳者の方がリスキーだったかもしれないとおっしゃっていました。

巷では、国際会議などが中止となり通訳の仕事が減るかも…なんて話もありましたが、実際フリーランスに転向されてからも仕事がないなんてことはなく、様々な分野でご活躍されているそうです。そしてやはり案件のほとんどがオンライン通訳だそうです。

大西さんは大学院生でもあられるのですが、通訳者としてキャリアを積んでから大学院に進学することを「理論という治療を求めて入院する」と表現されていました。

通訳者さんや翻訳者さんで、自分の訳の良し悪しを客観的に判断したい、自分がやっていることが合っているのかわからない、と思って大学院に「入院」する方は意外と多いのでしょうか。QAセッションでそのような話題にも言及していただきました。

また、大西さんは兼業主夫としてサスティナブルなワークライフバランスを保っていらっしゃって、理想的で楽しそうな人生だなぁと思いながら拝聴していました。自分でスケジュールを組んで、好きなことをやりながら生活することこそがサスティナビリティ、なのでしょうか。内容に興味を持ってくださった方はぜひアーカイブ動画を見てみてくださいね。

さらに、大西さんが主催されている通訳勉強会への熱い思いもうかがいました。

コロナ禍における通訳について、今の時代だからこそできるサスティナブルな生活について、通訳教育について、様々なお話をうかがうことができ、たいへん有意義な時間となりました。配信にご参加いただけなかった皆さまも、ぜひアーカイブ動画をご視聴ください☺

大西さん、そしてご参加くださった方々、改めてありがとうございました。

次回は…

5/24 21:00~ は、山田先生の学部ゼミ出身で、現在大手ゲーム会社のローカライズチームにてコーディネーターの仕事をしている本田朋貴さんにお越しいただきます。

ゲームローカリゼーションの話や、大学の学部で翻訳を学ぶこと、ならびに英語教育・翻訳教育についてなど、山田先生との対談形式でいろいろなお話をうかがう予定です。

ご興味おありの方はぜひ、メンバーペイにご登録の上、配信にご参加ください☺