こんばんは、渡邉です。
第21回の配信では、前回に引き続き中澤敏明さんにお越しいただきます。
テーマはもちろん機械翻訳です!
先週にもルールベースの機械翻訳からニューラルベースの機械翻訳への変遷について若干言及されていましたが、今回はさらに詳しく、機械翻訳の評価や活用方法についてお話をうかがいます。
語っていただく予定のトピックは以下です。
- 機械翻訳評価の限界(BLEUスコアの限界、人手評価の話(MQM))
- MTの活用(ポストエディット含む)
- TransformerやBertの後のテクノロジー
BLEUスコアとはこれまで機械翻訳の評価に主に使用されてきた手法で、機械翻訳の出力が、正解と定義される翻訳にどれだけ近いかを測定した値です。
また、MQM(Multidimensional Quality Metrics)は人手の評価を含む評価手法です。これについては今年の4月に出版された論文で、高品質の機械翻訳にはプロ翻訳者による評価が必要であることが示唆されました。
ご参考までに:Freitag, M., Foster, G., Grangier, D., Ratnakar, D., Tan, Q. & Macherey, W. (2021). Experts, Errors, and Context:
A Large-Scale Study of Human Evaluation for Machine Translation.
他にわからない用語がある方は、ぜひ予習してみてください☺ 私も来週は予習をしてから挑もうと思います。
今回も山田先生との対談形式でトークをしていただきます。どのようなお話が展開されるのか楽しみです!
中澤さんについてはこちらの記事で簡単なプロフィールをご紹介していますので、ぜひご覧ください。
第20回の続きとなりますので、アーカイブをご覧の上でのご参加をお薦めします!前回は質疑応答のお時間を十分に取れなかったので、前回の内容についてのご質問やご意見もお聞かせください☺️
\奮ってのご参加をお待ちしております!/