今回の翻訳カフェは株式会社システートソリューションズ 代表取締役 柳英夫氏をお招きしてお話を聞きます。
概要
講演者が代表を務める株式会社システートソリューションズは、AI 翻訳のシステムインテグレーター。その立場で、企業のさまざまな翻訳システムの分析・企画・設計・実装・運用支援に携わっている。
TM という技術が出現してからすでに 30 年が経つ。翻訳と TM は密接不可分のものとなり、翻訳を「システム化」しようとすると、必ず TM がつきまとう。
企業の抱える翻訳の課題を考えるとき、その中心には常に TM があり、TM 自体の課題(汚染問題)もあれば、TM という技術の存在に起因する課題もある。
さて、TM の出現から 30 年が経ち、さまざまな技術が変わり、進化を遂げたいま、TM のあり方について再考したい。TM のない翻訳システムがありうるのではないか。TM をなくすからこそできる翻訳の業務革新がありうるんじゃないか、そんなことを考えていきたい。
柳英夫(株式会社システートソリューションズ 代表取締役)
1992 年から翻訳の仕事にかかわり、翻訳業界で 30 年以上仕事をしてきた。IT 分野の英日翻訳者からキャリアをスタートし、翻訳会社のオペレーションマネージャー、翻訳業務支援システムの営業・技術支援などを経験しながら、株式会社システートソリューションズを設立。現在の「AI 翻訳のシステムインテグレーター」という立ち位置の会社に至る。
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