2024年9月2日の翻訳カフェは、趙大熙(チョ・テヒ)氏をお招きして「マルチリンガルAIエンジニアが考えるAI翻訳の現状と今後」についてお話しいただきます。

概要
近年急速に発展を遂げている生成AI。
その進化は凄まじく1ヶ月も経てば全く状況が変わっている世界。
そんな中、機械による翻訳技術も飛躍的に向上し、世の中にはAI翻訳を使えば英語力がなくても翻訳の仕事ができると謳う怪しい情報商材が出回っていたり、翻訳業はなくなるのではないかと言われていたりと様々な情報が錯綜している。

日々の業務の中で漠然と不安を抱いていらっしゃる翻訳者の方もいるのではないか。
そこで、果たしてAIによる翻訳はどんな仕組みで成り立っていてどこまで可能なのか、翻訳者のみなさんの役割はどう変化していくのかについてマルチリンガルかつAIエンジニアである私の視点から提案したい。

プロフィール:
趙大熙(チョ・テヒ)
在日韓国人3世として生まれ、日本語と韓国語を母語として育つ。のちに英語と中国語を習得。
2018年にITベンチャー企業に新卒入社
2020年に退社し、現在までフリーランスのAIエンジニアとして開発支援にあたる。