今回の翻訳カフェは、ゲストに新田順也さんをお迎えします。

翻訳業界でWordを使って仕事をしている方なら、「色deチェック」「GreenT」「右クリックでGoogle!」といった名前を一度は目にしたことがあるはずです。新田さんは、特許事務所で特許翻訳・中間処理を担当したのち2011年に独立し、以来15年にわたって、翻訳者・特許実務者のためのWordアドインをひとりで開発し、世に出し、サポートし続けてきた開発者です。Microsoft MVP(Word部門ほか)を2011年から2022年まで連続受賞されています。

前半:新田順也が語る「開発の現在地」(約30分)

  • ここ数年、何を作ってきたか
  • いま開発している特許翻訳者向けCATツールの現状
  • 今後の生成AIとの連携の可能性

いま新田さんが取り組んでいるのは、特許翻訳者のためのCATツールの開発です。生成AIをどう組み込むか、それによって翻訳品質が本当に向上するのか——検証はまだこれから、という進行中のホットな話題をお話しいただきます。

後半:新田順也さんインタビュー(約30分)

後半は、聞き手の河野から新田さんに、これまでのお仕事についてうかがいます。

  • 「色deチェック」「GreenT」はどのような背景から生まれたのか
  • どんな気持ちで開発に取り組んできたのか
  • 世に出したあと、ユーザーからどんな反応があったのか
  • その反応に対して、どうサポートを続けてきたのか

ひとりでツールを開発し、それが市場に受け入れられ、長期にわたって販売を続ける。言葉にすると短いですが、実際にやり遂げている方はごくわずかです。その15年の歩みを、ご本人の言葉で残しておきたいと思います。

こんな方にお勧めです

  • ツールや仕組みを自分で作って世に出すことに関心がある方
  • 特許翻訳・翻訳チェックの現場でツールをどう使うか考えている方
  • 生成AIとCATツールの接点がどこにあるのか知りたい方
  • 開発者がどんな考えで機能を作っているのか、その内側を覗いてみたい方
【新田順也さんのプロフィール】
Wordアドイン開発者、業務改善コンサルタント、セミナー講師、元特許翻訳者。大阪大学工学部卒、カリフォルニア大学バークレー校工学部修士修了。エンジニアリング会社を経て2005年に特許事務所へ転職、外国特許部で出願明細書の翻訳・中間処理を担当。2011年に独立し、エヌ・アイ・ティー株式会社を設立。「右クリックでGoogle!」(2010)、「ぱらぱら」「頻度のヒント」(2011)、「色deチェック」(2012)、「上書き翻訳ツール」(2013)、「GreenT」(2019)など多数のWordアドインを開発・公開。2011〜2022年、Microsoft MVPを連続受賞。JTF翻訳祭、JATセミナー、IJET、言語処理学会などで登壇多数。
ブログ「みんなのワードマクロ」
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