翻訳リテラシーってなに?

最近、実感すること。それは、世の中はさほど「翻訳・通訳」に対しての関心がない!それでも、英語などの外国語を通してのコミュニケーションや言語問題には関心がある。機械翻訳の乱用や、それによる過誤は、そういう意味でも根の深い問題だ。先週の会合で、コミュニティー通訳(医療通訳)が話題にでた。そこで前景化されている問題は、マイナー言語の通訳者・翻訳者不足である。
 
多くの場合、翻訳・通訳論では、メジャー言語(英語、中国語など)の「翻訳コンピテンス」「翻訳力」「真のスキル」が話題に挙げられることが多い。しかし、マイナー言語に不対応である問題(ゼロ翻訳)への対応は、コミュニティー通訳では深刻なので。このような状況にも鑑み、MTの健全なる活用と、それを支える「翻訳リテラシー」は、大事な概念となる。ということで今回は、我々が「翻訳リテラシー」(翻訳について知っておくべき最低限の知識)について議論します。
 
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