いつもオンライサロン「翻訳カフェ」にご参加いただき、ありがとうございます。今回は、新たな視点を持って翻訳について語り合いましょう。

立教大学大学院 異文化コミュニケーション研究科の筒井陶子さんをお招きし、「翻訳者と女ことば」について深く掘り下げていきます。翻訳と女ことばの関連性を積極的に研究されています。

「〜だわ」「〜かしら」といった女ことばは、昔から翻訳小説や映画字幕などの媒体でよく使われてきました。しかし近年、女ことばが女性のステレオタイプを形成する可能性があるとの指摘が、各方面で取り上げられるようになりました。

このような時代背景を反映し、翻訳者が今後どのように女ことばと向き合っていくべきかについて、新たな視点での考察を展開します。

同時に、女ことばや他の役割語を使用することのメリットも議論の一部となります。翻訳者としては、どのようにこれらの言葉遣いを使い分け、扱っていくべきなのか。具体的な例を交えながら、深く考察していきましょう。

この機会に、翻訳者や翻訳に興味がある皆さんが集まり、意見を交換し、学び合う場となれば幸いです。皆さんの積極的な参加を、心よりお待ちしております。

登壇者:筒井陶子さん(立教大学大学院 異文化コミュニケーション研究科 修士課程)