シーズン7、第1回とっても盛り上がりましたね!
第2回は、大好評企画「英語の正体・言葉の正体」の2回目です。
英日メディカル翻訳者の藤井氏に、「言語」について深く語っていただきます!
翻訳カフェでは会員向けに過去動画を配信しています、ぜひ前回分もご視聴ください。
現在、ネット利用者に占める英語人口は3割以上、ウェブ・コンテンツに使用されている言語に占める英語の割合は6割以上と 、英語はネットにおいても「世界語」として圧倒的なシェアを占めている。にもかかわらず、いやそれだからこそ見えなくなっている英語の西洋言語における言語的に特殊な位置について確認したい。
前回は、英語の歴史を参照しながら、ヨーロッパの印欧語族における英語の音韻および語彙における特殊性の一部を紹介しました。今回は、引き続き英語の特殊性に、形態および統語の側面から、特にラテン語、そしてドイツ語・フランス語と比較しながら、光を当ててみたい。また、中動態という、ギリシャ語・ラテン語に痕跡を残している、現在のヨーロッパ語からは消えてしまった「態」について、印欧祖語に最も近いとされるサンスクリットにまでさかのぼって、その文化史的意味について考えてみたい。(No AI Content)
ゲストプロフィール:
英日メディカル翻訳者。
東京都出身。1994年から関西(現在は滋賀県)在住。
書店、出版社(医学・看護)、翻訳会社(チェッカー)を経て2011年からフリーランス翻訳者。